TriEyeがCES Innovation Award2022を受賞 究極の測距と知覚を実現するSWIRセンシングソリューション

世界初の量産型短波長赤外線（SWIR）センサーを開発したイスラエルの新興企業TriEye社は、斬新な技術「TriEye SEDAR」でCES 2022 Innovation Awardsを受賞しました。この名誉ある賞は、工業デザイナー、独立系エンジニア、技術系メディアのメンバーで構成される審査員によって審査され、最先端の電子製品における優れたデザインとエンジニアリングを表彰するものです。TriEyeは、2022年のCESの見どころを紹介するCES Unveiled New Yorkで受賞者として発表されました。TriEyeは、SEDAR（Spectrum-Enhanced Detection and Ranging）と呼ばれる新製品を出品し、革新的なデザインとエンジニアリング機能が評価され、Vehicle Intelligence & Transportation部門の受賞者に選ばれました。

TriEyeは、世界初のCMOSセンサーを搭載したSWIRセンサー「Raven」でCESイノベーションアワードを受賞し、「Embedded Technologies」部門および「Vehicle Intelligence & Transportation」部門に選出されています。TriEyeのSEDARは、先進運転支援システム（ADAS）や自律走行車（AV）向けの究極のイメージングおよび測距ソリューションです。SEDARは、TriEye独自の低コスト設計とSWIRスペクトルのユニークな利点を活かし、あらゆる視界条件でHD画像データと詳細な深度マップの両方を作成できる初めての完全なソリューションです。SEDARは、すでに自動車業界の主要企業から大きな関心を寄せられており、また、その他の市場でもその恩恵を受けることができます。

TriEye社のCEO兼共同設立者であるAvi Bakal氏は、次のように述べています。「当社のSWIRセンシングソリューションであるSEDARが、CESとその技術専門家パネルに認められ、過去にこの栄誉に浴した製品のエリートグループに当社のイノベーションが加わることになり、大変嬉しく思います。TriEyeは、自律走行車の確実性と有効性を高め、次世代のADAS・AVシステムへの道を開き、より安全な道路を実現するソリューションを提供することで、視認性の課題を解決することを約束します。」

TriEyeのCBO（最高執行責任者）であるZiv Livneは、次のように述べています。「TriEyeのSWIRセンシングソリューションは、悪天候や低照度下での優れた視界を実現し、広く市場に採用されています。我々は、SWIRセンシング技術の能力を、もう一つの3D情報の層と組み合わせて、路上でのマシンビジョンシステムの精度を高めることができることに興奮しています。当社のソリューションは、自動車業界に衝撃を与え、先進運転支援システム（ADAS）の全体的な効率を向上させ、完全な自律走行車の実現に近づきます。」

今月初め、TriEye社は、製品の商業化とグローバル展開を支援するための追加資金を確保したことを発表しました。この投資は、M&G InvestmentsとVarana Capitalが主導し、Samsung Ventures、SDF（Tawazun Holdingsの投資部門）、Deep Insight、Allied Group、Discount Capitalに加え、Intel Capital、Porsche Ventures、Marius Nacht、Grove Venturesが参加しています。

TriEyeについて
TriEye社は、CMOSベースの短波長赤外線（SWIR）センシングソリューションを大量に市場に提供するパイオニアです。高度な学術研究に基づいたTriEyeの画期的な独自技術は、あらゆる天候や照明条件において、費用対効果の高い高解像度の画像データと深度認識を可能にします。2017年に設立された同社の最先端技術は、知覚システムを動作させ、信頼性の高い画像データと実用的な情報を提供するとともに、既存の業界レートの最大100倍の支出削減を実現します。

CESについて
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