Startup
Melioの共同創業者がイスラエルのユニコーンを退社
イスラエルのユニコーン企業であるMelio社の創業者の一人であるZiv Paz氏が、創業から3年を経て同社を退社することが明らかになりました。Pazは、業務上の役割はなく、会社の共同設立者として残ります。Pazの退任の全容はまだ明らかになっていませんが、はっきりしているのは、MelioのCOO(最高執行責任者)である同社のナンバー2が退任するということです。
FinTech企業であるMelio社は、米国の中小企業のニーズに特化した企業間決済プラットフォームを開発しており、その無料のソリューションは、中小企業とそのサプライヤーとの間で迅速な支払いのやり取りを可能にしています。Melioは現在、400人以上の従業員を抱えており、その半数はイスラエルに、残りは米国の同社オフィスに勤務しています。 同社は2018年にMatan Bar、Ilan Atias、Pazによって設立され、設立以来5億600万ドルを調達し、今年9月の最後の資金調達ラウンドでは40億ドルの評価額に達しています。
Melio社は、この報道を受けて次のように述べています。「Melioは急速な成長を続けています。この1年半、Melio社はトップマネジメントによる強力なリーダーシップの構築に注力してきました。会社の経営が安定し、確固たるものになった今、COOであり共同設立者でもあるZivは、会社の基盤がしっかりしている間に、そしてもちろんパートナーにも伝えて祝福を受けた後に、次のチャレンジに移るのが最適なタイミングだと判断しました。COOのポジションは、CEOの下でオペレーション、セールス、マーケティングなど、さまざまな管理職の専門職に分かれます。Pazはもちろん、共同創業者であり、パートナーの友人であり続けます。ZivはMelioの成功に重要な役割を果たし、Melioを米国で最も急成長している中小企業向け決済プラットフォームにしました。我々は彼の決断を尊重し、彼がどのような道を選んでも最善を尽くすことを願っています。」
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