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2022/03/30

Startup

ネットワーク・オートメーションの新興企業BackBoxが、ダラス地域の新本社を拠点に米国での成長を目指す

ネットワーク・オートメーションとセキュリティに特化したイスラエルの新興企業は、米国市場での成長を継続するチャンスと考え、テキサス州北部にグローバル本社を設置しました。CEOのKahlは、次のように語っています。「これは、私たちにとって最大のチャンスです。私たちの投資と成長の仮説は、適切な人材を適切なプログラムに配置し、マーケティング、販売、顧客のケアに適切な投資を行えば、この会社をこの分野の重要なプレーヤーにする大きなチャンスがあると考えるからです。」

 

テルアビブの研究開発チームとエンジニアリングチーム、そしてグローバルに活躍する従業員のほとんどが遠隔地にいるため、フロリダ州の新しいオフィスは、そのチームが来てコラボレーションするための「ドロップイン」HQとして機能します。AddisonのGreenhill Towersにある4,000平方フィートの新しいスペースには、BackBoxのマーケティングとカスタマーサクセス業務の大部分が置かれる予定です。現在は、Kahlと財務、人事、経理、カスタマー・サクセス・マネジメントの責任者を含む約8人の社員が働いています。「COVIDが私たちに教えてくれたことは、どこにいても世界は機能するということです。私たちは分散型の世界に生きているのです。現在BackBoxの顧客の大半は中東とヨーロッパから来ているが、最終的には顧客の約50%が米国に拠点を置くことを望んでいます。」とKahlは言います。

 

BackBoxの米国への移転は、オースチンを拠点とするベンチャーキャピタルElsewhere Partnersが主導する3200万ドルのシリーズA資金調達ラウンドが、移転計画の発表と同時の10月末に完了したことによります。この資金調達は、10月下旬に完了し、移転計画を発表したのと同時に、Kahlを新CEOに指名しました。Elsewhereのオペレーティング・アドバイザーであり、SailPoint、Juniper Networks、NetAppなどでリーダーを務めたKahlは、共同設立者で前CEOのArik Eliasの後を継ぎ、BackBoxに残って国際的な販売活動を支援することになりました。「ネットワーク環境がより複雑になり、ITの制約が進化し続ける中で、BackBoxの市場範囲を拡大する可能性は無限にある」と、Kahlは当時の声明で述べています。

 

BackBoxのソフトウェアは、ITおよびネットワーク管理領域に自動化をもたらし、複数のネットワークにまたがるアップグレードパッチやデバイスの認証などを合理化し、管理者にネットワークの健全性の全体像を提供すします。Kahl は、パンデミック時のリモートワークの増加や、ここ数カ月で見られたサイバー攻撃の増加といった最近の出来事の中で、顧客から BackBox の技術への関心が高まっていることを実感している、と述べています。

 

顧客はその環境内で実行されている複数のネットワークを持っています。そのネットワークには、ファイアウォール、サーバー、ルーターなど、さまざまなデバイスが接続されています。BackBoxが行うのは、アップグレードやパッチをすべてネットワーク内で実行し、対処できるようにすること、そしてデバイスがネットワーク上で許可されていることを確認することです。BackBoxの自動化ソフトウェアにより、IT管理者やネットワーク管理者は、ネットワークの健全性を確認し、稼働していることを確認することができます。BackBoxのソフトウェアが優れている点は、手作業で行っていたプロセスを排除していることです。ネットワーク・オートメーション・ソフトウェアを使用している企業は、世界でも10%程度にすぎません。残りの企業は手作業でチェックを行い、年間数千時間のコストがかかっています。私たちは、それを数時間のうちに行っています。

 

TagsCyber SecurityIsrael

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