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Banking-As-ServiceのFinTechのUnitが1億ドルのシリーズC資金調達ラウンドを完了
イスラエルのBaaS(Banking-As-Service)プラットフォームであるUnitは、1億ドルのシリーズC資金調達ラウンドを完了したことを発表しました。今回の資金調達により、同社の資金調達総額は1億6960万ドル、評価額は12億ドルに達し、ユニコーンに到達した最初のBaaSプラットフォームとしての地位を確固たるものにしました。このラウンドは、グローバルなソフトウェア投資家であるInsight Partnersが主導し、Accel、Better Tomorrow Ventures、Aleph、Flourish Ventures、TLV Partnersなどの既存投資家が参加しました。Moving CapitalとStepstoneが新たな投資家としてこのラウンドに参加しました。
2019年に設立されたUnitは、企業が自社の製品に銀行を統合することを支援し、企業が数週間で銀行口座、カード、支払い、融資製品を立ち上げることを可能にし、それによって市場投入までの時間を加速させます。2021年にはAngelList、HoneyBook、Veryable、Roofstock、Hearth、Benepassなど140社以上の顧客を獲得しました。Unitの取引量は直近6カ月で7倍に拡大し、年換算の取引量は26億ドルを超え、預金量も10倍に増加しました。Unitは、今後3ヶ月以内にビジネスクレジットカードを発売し、その後、キャッシング、インボイスファクタリング、早期賃金アクセスなどの追加融資商品も発売する予定です。Unitのプラットフォームに融資商品が加わることで、企業は単一のプラットフォーム上で、単一のAPIを介して、銀行と融資商品を構築することが可能になります。また、同社は今年中に従業員数を倍増させることを目標としています。
CEO and co-founder Itai Damti氏は次のように述べています。「Unitの使命は、企業が新しい銀行商品を立ち上げ、価値を解放し、すべての人のための金融アクセスを拡大することを支援することです。Unitのミッションは、企業が新しい銀行商品を立ち上げ、価値を解放し、すべての人の金融アクセスを拡大することを支援することです。当社は、高成長企業が数週間でゲームを変える収益源や銀行体験を立ち上げるのを支援し、大きな成功を収めてきました。融資は次の成長ステップであることは明らかであり、今後数年間、金融サービスにおいて最も重要な波となると考えています。今回の新たな資金調達により、Unitはレンディングの提供に最適な企業に、それを実現するための技術とインフラを提供することができるようになります。」
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