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AIトランスクリプションとキャプションのVerbitがTake 1を買収
AIトランスクリプションとキャプションのスペシャリストであるVerbitは、トランスクリプション、アクセス、ローカライズのプロバイダーであるTake 1を買収しました。この動きは、Verbitが今年初めに英国の市場調査専門会社Take Noteを買収したことに続くものです。Take 1は、ITVアメリカ、NPR、ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーなどと仕事をしてきた会社を加え、再びVerbitのヨーロッパでのリーチを拡大するものです。2021年には北米最大のキャプション製品・ソリューションプロバイダーであるVITACを買収しており、米国ではすでに強固な地位を築いています。具体的には、VerbitはTake 1の台本なし制作ワークフロー、OFCOMやFCCへの対応、多言語音声記述、そして英語でのリクエストの活用を目指しています。
Verbit社のCEO兼創設者であるTom Livne氏は、次のように述べています。「Take 1が加わったことで、Verbitはキャプション、トランスクリプション、オーディオディスクリプションを含むあらゆるメディアアクセスのニーズを実現するリーディングパートナーとして前進しました。私は、イギリスとヨーロッパ地域により多くの投資をしながら、私たちの共同顧客の増大するポストプロダクションのニーズを満たすように設計された強化されたサービスを提供することに興奮しています」
また、Take 1のCEOであるLouise Tapia氏は、次のように述べています。「Verbitファミリーに加わり、当社の専門チームと技術を加えることができ、とても嬉しく思っています。Verbitの国際的な拠点、実績ある能力、世界をリードする技術の支援により、我々はサービスを拡大・強化し、すべてのクライアントに独自のエンドツーエンドサービスを提供できるようになります。」
Take 1の創業者であるドム・ボーン氏は次のようにコメントしています。「これはTake 1の物語における非常にエキサイティングな新章であり、私個人にとっても非常に誇らしい瞬間です。 1998年の創業以来、私たちの成功の秘訣は、常に業界のニーズに合わせて進化してきたことです。VerbitのAIソリューションを活用したライブキャプションのような新しいサービスを提供することで、今後もこれを続けていきたいと考えています。今後の展開が楽しみです。」
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