2022/12/09
Startup
FoodTechのBeliever Meatsが、米国で世界最大の培養肉生産センターとなる施設の建設に着手
FoodTechのBeliever Meatsは昨年、養殖肉企業としては世界最大規模の投資となる3億4700万ドルのシリーズB資金調達ラウンドを完了したことを発表しています。今回ノースカロライナ州ウィルソンに建設される1億2300万ドルの施設は、20万平方フィートの広さで、少なくとも年間1万トンの動物性でない肉を生産する予定です。新工場では、今後3年間で100人以上の新規雇用を創出し、特注のバイオリアクターを使用して、特許取得済みのプロセスで培養肉を生産する予定です。
当時はFuture Meat Technologiesとして知られていた同社は、2018年にエルサレム・ヘブライ大学のYaakov Nahmias教授によってイスラエル中部のレホボトに設立されました。同社は「世界で最も効率的な細胞培養技術の開発に注力し、動物や地球に害を与えることなく、おいしい肉を誰もが利用でき、アクセスできるようにする」としています。
CEOであるNicole Johnson-Hoffmanは、「この施設は、Believerが養殖肉業界のリーダーとして前進するためのものです。当社のブランドは、生産技術と生産能力の拡大に対するコミットメントを継続的に証明しており、米国の新しい生産拠点によって、商業化に一歩近づきました。Believerは、将来の世代が肉を食べ、楽しむことを可能にするために、世界的に標準を定めています。」と述べています。
同社は先月、米国の規制当局の承認と製品の商業的な発売に向けて、Believer Meatsとしてブランド名を変更しました。
TagsFoodTechIsrael
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