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AI Agent開発のSuperblocks、AWS Marketplaceの新カテゴリに企業向けVibe Codingプラットフォームを提供開始
エンタープライズ向けAIアプリ開発プラットフォームを手がけるSuperblocksは、自社のプラットフォームがAWS Marketplaceの新カテゴリ「AI Agents and Tools」にて提供開始されたことを発表しました。これにより企業は、AWSアカウントを通じてSuperblocksのAIエージェント「Clark」をはじめとするAIソリューションを簡単に導入・利用できるようになり、社内業務向けのエージェント開発とワークフロー構築を加速させることが可能になります。
Superblocksは、社内向けのフルスタックアプリを自然言語から生成できる初の「エンタープライズVibe Coding」プラットフォームです。Lovable、Replit、Boltのような消費者向けAI開発ツールの速度と利便性を持ちつつも、企業に求められるセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンスに対応しています。AIエージェント「Clark」を使えば、エンジニア以外の社員でも安心して業務用ツールを構築でき、生産性を大幅に向上させることができます。
SuperblocksのCEOであるBrad Menezes氏は、「企業は開発スピードを求めていますが、Vibe Codingツールに潜むリスクも理解しています。SuperblocksをAWS Marketplaceで利用できるようにすることで、安全性とスピードを両立したエンタープライズ環境でAI開発を推進できます」とコメントしています。Superblocksは、マルチモーダルな開発体験を提供しており、自然言語からアプリを生成できるAIエージェント、ドラッグ&ドロップでUIやワークフローを調整できるビジュアルエディタ、そしてReactコードをIDE(Cursor、Windsurf、VSCodeなど)で直接編集できる同期機能を備えています。また、REST API、Webhook、各種認証プロトコルに対応しており、Amazon Bedrock、RDS、S3、Lambda、Secrets ManagerなどのAWSサービスとの連携も可能です。これにより、企業レベルのセキュリティとガバナンスを維持したまま、スケーラブルなAIエージェントのワークフローを構築できます。
Superblocksについて
Superblocksは、企業内ソフトウェア開発のあり方を再定義するAIプラットフォームを提供しています。AIエージェント「Clark」を活用することで、誰もが自然言語で業務アプリや自動化ツールを構築でき、アプリ内部ではクリーンで追跡可能なReactコードが生成されます。IT部門とエンジニアに透明性と制御性を提供し、開発のボトルネックを解消する革新的な内部ソフトウェア開発モデルを実現しています。Superblocksはこれまでに6,000万ドルを調達しており、Spark Capital、Kleiner Perkins、Greenoaks、Meritech Capital、さらにはWorkday、Box、Oktaの創業者らが出資しています。