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複数AIの視点を統合する検索AIのPerplexity、回答を比較検証する新機能「Model Council」を発表
検索型AIプラットフォームを提供するPerplexityは、ユーザーにより正確で多角的な回答を提供することを目的とした新機能「Model Council」を発表しました。この新モードでは、同一の質問を3つの異なるAIモデルに同時に投げかけ、それぞれの回答を比較・整理した結果を提示します。ユーザーは要点をまとめたインサイト一覧を素早く確認できるほか、各モデルの回答を個別に参照することも可能です。近年、AIモデルの高度化が進む一方で、同じ質問でもモデルごとにアプローチや結論が大きく異なるケースが増えています。特に調査や分析を要する複雑な質問では、ChatGPT、Gemini、Claudeといった主要モデル間で回答の内容や視点が分かれることも少なくありません。こうした状況下で、ユーザーが毎回複数の回答を読み比べるのは大きな負担となっていました。
Model Councilは、この課題に対するPerplexityの解決策です。ユーザーが3つのAIモデルを選択してクエリを実行すると、各モデルが独立して回答を生成します。その後、Perplexityの内部シンセサイザーモデルがそれらの情報を処理し、共通点や相違点、各モデル特有の洞察を整理した表形式の結果を生成します。これにより、ユーザーは短時間で全体像を把握し、回答の妥当性を検証しやすくなります。Perplexityは、Model Councilを正確性や多角的な視点が求められる場面での利用に適しているとしています。投資調査、重要な意思決定、クリエイティブな発想の検討、情報のクロスチェックなどが主な想定ユースケースです。現在、この機能はPerplexity Maxの契約者向けに提供されていますが、将来的にはProプランへの展開も検討されています。
CEOのAravind Srinivasは、Xへの投稿で、ProユーザーにもModel Councilを提供する方法を模索していると述べています。一方で、複数モデルを同時に動かすコストの高さから利用制限が設けられる可能性があり、その場合はMaxプランへのアップグレードが合理的な選択になるだろうと説明しています。
Perplexityについて
Perplexityは、検索と生成AIを融合した回答エンジンを提供するスタートアップです。ユーザーの質問に対して根拠付きで分かりやすい回答を提示することを重視しており、調査、学習、意思決定を支援するツールとして利用が広がっています。複数のAIモデルを柔軟に活用しながら、信頼性と効率性を高める新しい検索体験の実現を目指しています。
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