UBQ Materials、ソーラー・インパルス財団とイスラエル代表団とともにCOP27に復帰、気候変動対策における新興国の強みをアピール

有機廃棄物やリサイクル不可能な廃棄物を原料とする先端材料の気候技術開発企業であるUBQ Materialsは、11月6日から18日までエジプトのシャルムエルシェイクで開催される国連気候変動会議（COP27）での予定議題について発表しました。UBQ Materialsは、PLANETech Worldで選ばれたイスラエル企業10社のうちの1社で、目標が誓約から実施へと移行しているこの世界的な気候変動イベントに参加します。

COP27のイスラエル気候技術代表団の一員として、UBQ Materialsのサステナビリティ担当副社長レイチェル・バーは、イスラエルの主要な大臣や政府関係者が出席するCOP27気候イノベーションサミットでプレゼンテーションを行います。バーは、建築パビリオンでソーラー・インパルス財団（SIF）の代表団にも加わり、環境に対するクリーンで収益性の高いソリューションを提供するSIF Efficient SolutionとしてUBQ Materialsを紹介する予定です。SIFの創設者で環境保護主義者のベルトラン・ピカールは、総会での演説でUBQ Materialsを利用可能なソリューションとして取り上げる予定です。

UBQは、分別されていない有機廃棄物やリサイクル不可能な廃棄物から完全にアップサイクルされた新しい熱可塑性素材で、石油由来のプラスチック、木材、セメントなどの有限な資源に代わり、耐久性のある製品を限りなく作ることができます。UBQは、市場で最も気候変動に配慮した熱可塑性プラスチックで、重量比で最大11.7倍の二酸化炭素の排出を防ぎます。

バー氏は、次のように述べています。「COPへの復帰は、COP26で達成されたグローバルメタン公約に関する進展をさらに発展させるまたとない機会となります。UBQ™は、埋め立てに直接関連する重大なメタン排出を防止し、石油系プラスチックとの容易な材料交換を業界に提供し、廃棄物と材料の生態系の間のループを閉じることができます。」

UBQ Materialsはグローバルに展開しており、2023年第2四半期にはオランダで初の大規模施設が稼動する予定です。COP27では、世界中の意思決定者とつながり、UBQのソリューションについて議論し、地域の廃棄物から材料への生産にインセンティブを与えることができるようになります。メルセデス・ベンツ、ペプシコ、マクドナルド、アンハイザー・ブッシュ・インベブなどの顧客は現在、持続可能性とネットゼロ目標を推進するために、サプライチェーン全体でUBQ™を導入しています。

UBQ Materialsの共同創業者兼共同CEOであるジャック・タト・ビジオは、次のように述べています。「COPは、世界の指導者たちがパリ協定の目標達成に必要な次のステップを描くための重要な時です。効率的なブレークスルー技術は、循環型経済への構造転換に必要な時間の橋渡しになります。私たちの新しい原料は、世界的な廃棄物の危機とそれに伴うメタン排出に対処し、持続可能で気候変動に配慮した無限の新しい資源をもたらします。COPは、資源枯渇や持続不可能なシステムに対する循環型ソリューションで、政府や産業界に力を与える機会を提供しています。」

イスラエルの気候技術エコシステムを代表する新興企業9社が、イスラエル革新庁とPLANETechによって選出され、イスラエルの新興企業コミュニティが、世界で最も差し迫った気候問題に取り組むためにどのように適応してきたかを紹介する予定です。他の新興企業は、H2Pro、Gencell、Wiliot、HomeBiogas、Groundwork BioAg、Aleph Farms、Remilk、Beewise、Tomorrow.ioです。

UBQ Materialsについて
UBQ Materialsは、高度な変換技術を開発し、有機物を含む未分別の家庭ごみだけで作られた世界初のバイオベースの熱可塑性プラスチック（UBQ™）の特許を取得しています。これは、地方自治体の固形廃棄物を埋め立て地から分離し、石油ベースのプラスチックに代わる持続可能な選択肢に変換する画期的な方法です。Bコーポレーション™の認証を受けたUBQは、メルセデス・ベンツ、ペプシコ、ラテンアメリカでマクドナルド・レストランを展開する世界最大のフランチャイジー、アルコス・ドラドスなどを顧客に持つ、世界的に評価の高いクライメート・テック企業です。UBQ™は、気候変動にポジティブな影響を与え、コスト競争力のある価格で、メーカーがより大きな持続可能性へと簡単に移行できるよう支援します。