Startup Portfolio
より良い意思決定を促進する最初の戦略的ファイナンス・プラットフォームを構築する"Mosaic"がSeries Cで$26Mを調達
Mosaicは、OMERS Venturesがリードし、Founders Fund、General Catalyst、Friends and Family Capitalが参加したSeries Cで$26Mを調達し、これまでの資金調達総額が$73Mに達した。
組織全体の業務データを一元管理するためのプラットフォームを構築しているMosaicの創業者達は、2012年にビッグデータ分析企業のPalantirで出会い、Palantirの財務チームの立ち上げに貢献しました。
一般的な財務計画・分析チームは、データ収集とプロセスの管理に大半の時間を費やしています。その理由は、煩雑なシステムやソフトウェア・ツールを扱わなければならないことが多いため、ビジネスの成長を促すような洞察を得ることに集中する時間がほとんどないためです。
「Palantirという超成長中の企業のビジネス上の意思決定をサポートすることを任された私たちは、市場にある既存のツールの遅いスピード、高い複雑性、非効率性にフラストレーションを感じていました。CFOの役割は大きくなったが、ツールキットはそうなっていないことに気づき、現代の財務・ビジネスチームが直面する技術的課題に対応するプラットフォームの構築に着手した。」とMosaicの共同創業者は述べています。
Mosaicは「リアルタイムのプランニングと分析」であり、マーケティング用語を一切排除し、財務計画のユースケースに対応したダッシュボード、モデリング、データ可視化ツールを提供し、ユーザーは関係者と洞察を迅速に共有することができます。
Mosaicを使うことで、企業は、営業チームの拡大や新たな資金調達のタイミングなど、計画を実行するタイミングをより的確に把握できるようになると言います。ユーザーは、デューデリジェンスや市場開拓の分析のために部門やエグゼクティブのビューを作成し、統一された、しかしカスタムメイドの真実のソースを提供することができます。
Emerge、Sourcegraph、Drataを顧客に数えるMosaicは、2019年の創業以来、ビジネスは毎年「3倍」になっており、バーンレート(収入を超えるお金を使う割合)は着実に減少していると主張しています。
Capterra社の最近の調査によると、金融関係者の大多数(73%)は、2022年に比べて今年、ソフトウェアにもっとお金をかける予定だそうです。彼らは、ハイブリッドな職場の管理、セキュリティへの懸念、サイバー攻撃のリスクを、動機の上位に挙げています。
80人のフルタイム従業員を抱えるMosaicは、短期的には、プラットフォームのAI機能を強化し、最近発表したMetric Builder(カスタム財務指標の作成、分析、計画を顧客に提供する)のラインに沿ったツールを導入する予定です。同社が、計画や分析機能の拡張を続ける一方で、AIをプラットフォームの中核に据え、この世代の俊敏で戦略的な財務リーダーを強化する予定です。
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