Web3のExodus、Sovryn Dollarを自己資金に加えることを発表

Exodus Movement, Inc. は、ビットコイン・ネイティブDeFiサービスのパイオニアであるSovrynと、Sovryn Dollar (DLLR)資産をExodusの企業財務に追加することを発表しました。この初期配分は、Exodusの四半期金利収入の約25％に相当します。Sovryn Dollar（DLLR）は分散型のドルペッグ型ステーブルコインで、ビットコインによって完全に裏付けされています。

Exodusの最高経営責任者（CEO）兼共同創設者のJP Richardsonは、次の様にのべています。「私たちの配分は、財務管理と自己管理の新時代に向けた一歩です。私たちは、ビットコインDeFiの主要なプラットフォームを構築することで、健全なお金のための健全な金融を創造している草の根コミュニティであるSovrynの一員になることに興奮しています。Sovrynドル資産は、当社の貸借対照表に計上されるだけでなく、デスクトップ、モバイル、Web3ウォレットでExodusの全ユーザーがすぐに利用できるようになります。Exodusは模範を示しています。」

暗号企業向けの銀行サービスがますます不安定になり、中央集権型のステーブルコインが信頼できないことが証明されている環境において、Exodusの決定は安定性の道しるべとなります。DLLRを選択することで、Exodusは、運用資金への中断のないアクセスと、急速に進化するデジタル金融の状況において必要な、自己完結可能な信頼できる価値貯蔵を得ることができます。

Sovrynの中心的貢献者であるYago氏は、次のように述べています。「ExodusがSovryn Dollarをトレジャリーに採用したことは、ビットコインに裏打ちされたステーブルコインの価値と安定性を示すものです。これは、健全な貨幣で健全な金融を構築するというSovrynの使命における重要なマイルストーンです。SovrynとExodusは、各個人が自分自身の銀行となる権限を与える分散型の安全なDeFiというビジョンを共有しています。Exodusの広範なリーチにより、我々は分散型金融サービスをより多くの人々に提供し、ビットコイン・ネットワークが提供する金融主権へのアクセスを民主化する態勢が整いました。」

Sovrynについて
Sovrynはビットコインへの深い愛情から生まれました。その非中央集権的でコミュニティベースのアプローチは、ビットコインネットワーク上で非中央集権的な金融サービスを生み出すという成功をもたらしました。Sovrynの金融ツールはセルフ・カストディを活用し、ユーザーにビットコインの取引、貸し借り、レバレッジを可能にします。ユーザー所有の協同組合は2020年から活動しています。