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加齢に関連した疾病を引き起こす老化細胞を標的とした治療法を開発する"Rubedo Life Sciences"がSeries Aで$40Mを調達
Rubedo Life Sciencesは、Khosla VenturesとAhren Innovation Capitalが共同リードし、Hevolution、R42、Italian Angels for Growth (IAG)などが参加したSeries Aで$40Mを調達した。
加齢に関連した疾病を引き起こす老化細胞を標的とした治療法の開発に取り組んでいるRubedo Life Sciencesは、今回の資金調達により慢性アトピー性皮膚炎と慢性乾癬を対象とした同社のリード候補RLS-1496を前進させ、フェーズ1試験に入る予定です。Rubedoはまた、特発性肺線維症(IPF: idiopathic pulmonary fibrosis)のようなアンメット・メディカル・ニーズの高い肺疾患において、老化細胞を選択的に標的とする新たな治療法を開発しており、昨年CIRMから多額の助成金を受けたプログラムもあります。
「人々が長生きするにつれ、生活の質を向上させることが最重要課題となっています。Rubedoは、加齢に関連した病気を引き起こす老化細胞をターゲットにしています。この最初のトライアルによって、より良い健康寿命の実現にまた一歩近づくことができます。」とKhosla VenturesのPartnerは述べています。
RubedoのAlembic™創薬プラットフォームは、肺疾患、皮膚疾患、腫瘍、神経変性疾患、線維症、その他の慢性疾患の進行に重要な役割を果たす様々なタイプの老化細胞などの病的細胞を選択的に標的とする治療薬に開発するための、特定の創薬標的の同定を可能にします。老化とは、細胞が老化し、永久に分裂を停止するが死滅はしないプロセスのことです。どんな細胞でも老化細胞になる可能性があります。時間の経過とともに、大量の老化細胞が全身の組織に蓄積し、病理学的因子を放出するようになります。それらが臨界量に達すると、慢性的な炎症と損傷を引き起こし、線維化や組織の変性につながり、多くの加齢関連疾患を引き起こします。
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