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金融サービス向けコンプライアンス・オペレーション・ソフトウェアの"Greenboard"がSeedで$4.5Mを調達
Greenboardは、Base 10 Partnersがリードし、Y Combinator、General Catalyst、Wayfinder Venturesなどが参加したSeedで$4.5Mを調達した。
金融サービス向けコンプライアンス・オペレーション・ソフトウェアのGreenboardは、金融会社のコンプライアンス・プログラム全体を管理し、最終的にはすべてのバックオフィス・プロセスを処理する、AIを搭載した唯一のプラットフォームの構築を目指しています。
Greenboardの共同創業者兼CEOは、「私たちは、ほとんどの金融会社でコンプライアンス・ソフトウェアがいかに煩雑で時代遅れであるかを目の当たりにした後、Greenboardを設立しました。今回の資金調達とBase10との提携により、金融機関は半分の人員で、より高い水準のバックオフィス・チームを運営できるようになります。私たちは、まだ十分なサービスを受けていないユーザーから非常に高いニーズがあると思われるコンプライアンスから始めています。」と述べています。
2023年6月に設立されたGreenboardは、すでに金融機関がKnow Your Employee(KYE)やCommunications Archivingなどのユースケースのために、時代遅れのソフトウェアをAIネイティブのコンプライアンス・オペレーティング・システムに置き換えることを可能にしています。共同創業者の2人は、ジョンズ・ホプキンス大学の新入生として出会い、その後Amazon、Hive AI、Guidelineでチームを率いてきました。
Greenboardの核となる製品は、GPUを利用した計算統計により、バックオフィスの金融業務における退屈な作業の多くを解消します。「金融会社が記録を保存するために、安価なハードディスクやクラウド・コンピューティングを当てにできるのは、必ずしもそうではありませんでした。ファイリング・キャビネットが一般的だった少し前までは、財務記録の管理にはかなりのリソースが必要でした。コンピュータの方が人間よりもファイルを保存する能力が圧倒的に安く、優れていることがわかったので、経済界ではもはやファイル係の役割はないのです」とGreenboardの共同創業者兼CEOは説明します。
Greenboardの目標は、バックオフィスとコンプライアンス・プロセスを推進するために必要な情報の予備的分析を自動化することによって、財務記録管理における過去の進歩を拡大することです。
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