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Nothingが音響デバイスとCMFイヤホンにChatGPT統合機能をロールアウト
NothingはOpenAIの人工知能(AI)チャットボットChatGPTを、自社の全音響デバイスラインアップに統合するアップデートのロールアウトを開始しました。手頃な価格帯のデバイスに特化したNothingのサブブランドCMFでも、全てのイヤホン製品にこの統合機能が提供されます。このアップデートはGoogle Play StoreとAppleのApp Storeの両方で、NothingXアプリを通じてロールアウトされます。ただし、この機能を利用するにはNothingのスマートフォンとデバイスをペアリングする必要があります。
プレスリリースでNothingは、音響デバイス全ラインアップ(CMF製品を含む)にNothingXアプリを通じてChatGPT統合機能が提供されると発表しました。この機能はNothingのEarとEar Aに4月に初めて導入されましたが、これで両ブランドのイヤホンユーザーはモバイルデバイスを介さずにChatGPTに話しかけられるようになります。具体的には、Ear 1、Ear Stick、Ear 2、CMF Buds、CMF Neckband Pro、CMF Buds Proがこの統合対象です。
NothingまたはCMFの音響デバイスでChatGPTを使うには、イヤホンのステムを押してAIチャットボットを起動します。起動後は音声で質問でき、ボットも音声で応答します。一般的な知識に関する質問から物語を語ってほしいなど、幅広い質問ができます。さらに、OpenAIが最新のフラグシップAIモデルGPT-4のロールアウトを開始したことから、この統合機能を通じてその機能も活用できます。
ただし、いくつか注意点があります。まず、この機能を使うにはNothingのスマートフォンが必要です。次に、ChatGPTアプリをインストールし、利用可能な音声オプションから音声機能を有効化する必要があります。なお、同社はこの統合機能を先週発表していました。
Nothing EarとNothing Ear Aは4月に発売され、この統合機能に最初に対応しました。これらのイヤホンは11mmのダイナミックドライバーを搭載し、最大45dBのアクティブノイズキャンセリング(ANC)をサポートしています。また、両モデルともトランスパレンシーモードに対応しています。さらに、着用検知機能、Google Fast Pair、Microsoft Swift Pairにも対応しています。
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