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AI ProcurementのArkestro、世界的エネルギー企業と複数年契約を締結 – グローバル調達を改革
Arkestroは、予測調達(Predictive Procurement)プラットフォームのリーダーとして、世界的なエネルギー企業との複数年にわたるエンタープライズ契約を締結したことを発表しました。この契約により、同社のプラットフォームが、上流・下流・中流・小売など、エネルギー企業のグローバル調達業務全体に導入されることになります。この導入プロセスは迅速に進められ、すでに数千万ドル規模のコスト削減を達成。これにより、調達コストの削減、業務パフォーマンスの向上、運用の柔軟性強化が実現され、企業の1株当たり利益(EPS)にも測定可能な影響を与えています。
このエネルギー企業は、Arkestroを活用することで、調達マージンを20%以上削減。従来の非効率な調達プロセスを排除し、より戦略的な支出管理を実現しています。このパートナーシップは、予測調達がグローバルで複雑な調達環境においても、大幅な効率化とコスト削減をもたらすことを示すものです。
Edmund Zagorin(Arkestro創業者兼最高戦略責任者)
「Arkestroを導入した企業は、調達コストの削減と調達サイクルの短縮を即座に実感しています。我々は、この世界的エネルギー企業と戦略的パートナーとして協力し、より多くの調達支出を管理できるよう支援していきます。」
Rob DeSantis(Arkestro共同創業者兼CEO)
「この契約はArkestroにとって大きなマイルストーンです。25年前に私がAribaを共同創業した際、このエネルギー企業は最初期の顧客の一つでした。彼らが今もイノベーションを推進し続け、Arkestroの技術を採用してくれたことに感謝しています。我々の特許取得済みの「三大科学技術」(交渉科学、サプライヤー科学、プロセス科学)を活用し、調達チームが迅速なコスト削減とデータ駆動の意思決定を実現できるよう支援していきます。」
Arkestroのプラットフォームは、AI、行動科学、ゲーム理論を活用し、調達プロセスを自動化。サプライヤーとの協力を強化し、平均18.8%のコスト削減を実現しています。
このグローバルエネルギー企業は、Arkestroを導入することで、以下のメリットを享受しています。
• 意思決定の迅速化:リアルタイムでの調達戦略策定
• サプライヤーパートナーシップの強化:最適な価格交渉と長期的な関係構築
• コスト削減の最大化:調達部門を「コストセンター」から「利益創出部門」に変革
この契約により、Arkestroの技術は、世界の主要エネルギー企業の調達業務において、交渉プロセスの最適化、サプライヤー管理の強化、調達効率の向上に貢献することが期待されています。
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