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FinTechのJump、RightCapitalと提携しパーソナライズされた金融計画を効率的にスケーリング
AIを活用したアドバイザー支援ソリューションを提供するJumpは、急成長中のファイナンシャルプランニングソフトウェア企業RightCapitalとの戦略的パートナーシップを発表しました。この提携により、Jumpで得られたミーティングインサイトをRightCapitalのプラットフォームにシームレスに連携できるようになり、手動によるデータ入力が不要となることで、金融計画の正確性と即時性が大幅に向上します。RightCapitalの創業者兼CEOであるShuang Chen氏は、「RightCapitalは、金融アドバイザーの業務をシンプルにし、クライアントとの関係性を深め、長期的な成長を支援するテクノロジーを提供しています。Jumpとの統合により、時間のかかる手作業の負担をさらに減らすことができます」と述べ、パーソナライズされたプランニングをよりスケーラブルに実行できることの価値を強調しています。
本統合では、Jumpがクライアントとの面談後に収集したデータを基に、世帯の収入、支出、目標、家族構成などの更新提案を自動で提示し、アドバイザーはそれらを確認・承認したうえでワンクリックでRightCapitalに反映できます。これにより作業時間を短縮し、ヒューマンエラーのリスクを低減させると同時に、最新の正確なファイナンシャルプランを維持できるようになります。さらに、以下の新機能も導入されました。たとえば、Jump上で「Jillの401kの受取人は誰?」と尋ねると、RightCapitalのデータをもとに即座に答えが返ってくる「Ask Anything」機能や、Jumpの「Pre-Meeting Prep」機能にRightCapitalの重要データを自動で取り込み、ミーティング前の準備を簡略化する機能があります。また、面談中の会話データをRightCapitalのテンプレートに自動マッピングする機能や、会話内容からAIが事実情報の変更提案を行う機能も搭載されています。
JumpのCEO兼共同創業者であるParker Ence氏は、「より多くの顧客に包括的な金融計画を届けたいという声を、企業リーダーから繰り返し聞いてきました。今回の統合により、JumpのAIは会話から詳細な金融データを抽出・整理し、数分でプランを構築・更新できるようになります」と語っています。この統合機能は、すでにJumpとRightCapitalの全ユーザー向けに追加費用なしで利用可能となっており、Jump内で簡単に有効化できます。
Jumpについて
Jumpは、アドバイザー向けのAIアシスタントとして、RIA(登録投資顧問)、ブローカーディーラー、大手金融機関チームの業務効率を最大90%削減する業界トップのソリューションを提供しています。ミーティング準備、議事録作成、コンプライアンス対応、CRM更新、クライアントへのフォローアップなどを自動化することで、1時間かかる業務を5分に短縮し、アドバイザーとクライアントの体験を向上させます。Jumpはカスタマイズ性が高く、既存のシステムとも深く統合され、安全性と法令順守を重視して設計されています。
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