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DevSecOpsのChainguard、AWS「ICMP」掲載で米連邦政府向けコンテナセキュリティを強化
ソフトウェアサプライチェーンのセキュリティ基盤を提供するChainguardは、自社の「Chainguard Containers」がAWSの米国インテリジェンスコミュニティ・マーケットプレイス(ICMP)に掲載されたと発表しました。ICMPは、Amazon Web Services(AWS)が政府機関向けに厳選したベンダーのソフトウェアを簡単に検索・購入・導入できる専用カタログです。
Chainguard Containersは、ゼロCVE(既知の脆弱性ゼロ)を保証し、柔軟なカスタマイズ性と攻撃対象面の最小化を両立した信頼性の高いコンテナイメージ群です。独自のChainguard OS上でソースから完全に構築され、毎日更新・継続的な脆弱性対策やトランスペアレントなプロビナンス(証跡)、1,500種超のイメージカタログを揃えています。これにより、開発・運用チームは脆弱性管理の手間を劇的に削減しつつ、安全なソフトウェア構築に専念できる環境が実現します。
ChainguardのRVPパブリックセクター担当Ken Melero氏は「AWS ICMPへの掲載により、連邦政府のお客様にも、ソースからビルドされ既知の脆弱性がゼロで証跡も明確なオープンソースコンテナを安全・効率的に活用していただけます」とコメントしています。今回の掲載によって、米国政府系顧客はより容易にChainguardの信頼できるコンテナアーティファクトを調達・導入でき、ソフトウェアサプライチェーン全体の安全性と効率を高めることが可能となります。
Chainguardについて
Chainguardは、ソフトウェア開発・デプロイのセキュアな基盤を提供するスタートアップです。Chainguard Containers、VM、ライブラリ等をすべてソースからビルドし、継続的にアップデートすることで、サプライチェーンリスクの排除と開発生産性の両立を実現。Anduril、ANZ Bank、Canva、Hewlett Packard Enterprise、Snap Inc.、Snowflakeなど世界有数の企業にも採用されています。
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