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Healthcare AIのAbridge、NvidiaとのAIファウンデーションモデル共同開発を発表
長年にわたり医師と患者の会話をリアルタイムで構造化されたカルテに変換するサービスを提供してきたAbridgeが、自社プラットフォームの大幅な拡張を発表しました。新たに公開されたClinician Intelligence Platformは、診療記録の自動作成にとどまらず、医療提供、診療報酬、エビデンスに基づく治療ガイドラインを一体化したインテリジェンス基盤として設計されています。同社はNvidiaとの提携のもと、匿名化された実際の診察会話データとNvidiaのNemotronアーキテクチャを活用した医療特化型AIファウンデーションモデルの開発に着手しており、汎用モデルでは捉えきれない臨床言語の理解精度向上を目指しています。
また、製薬大手Eli Lillyとの提携も同時に発表されました。これにより、Abridgeのプラットフォームは治療エビデンスと医薬品情報を診療ポイントで即時参照できる機能を備えることになります。ペイヤー(保険会社・支払機関)システムとの連携機能とあわせて、臨床ワークフロー、診療報酬、創薬という三つの軸を横断するAI基盤を構築しようとする企業は業界内でも極めて珍しく、注目を集めています。
一連の発表は、Abridgeがカルテ自動作成ツールという原点を大きく超え、AI時代における医療提供のインフラ企業へと進化しようとしていることを示しています。Nvidiaという強力な技術パートナーと、拡大する医療機関ネットワークを背景に、同社は米国全土の病院における臨床意思決定を支える包括的なインテリジェンス基盤の構築を本格的に加速させています。
Abridgeについて
Abridgeは2018年にペンシルベニア州ピッツバーグで設立されたヘルスケアAI企業です。大規模言語モデルを活用したリアルタイム診療会話キャプチャ技術により、医師の記録業務負担を大幅に削減し、患者ケアへの集中を支援しています。Union Square VenturesやBessemer Venture Partnersなどから資金調達を行い、米国の主要医療機関との提携を拡大しています。
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