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2026/09/11

Startup Portfolio

米国で高度な自律防衛システムを開発する"Mach"がSeries Cで追加の$600Mを調達し評価額が$3.7Bへと倍増

Mach Industriesは、Ribbit Capital、Infinite Capital、Bedrock Capital、Sequoia、Khosla Venturesなどが参加したSeries Cの追加ラウンドで新たに$600Mを調達し評価額が$3.7Bへと倍増しました。同社は6月に当初のSeries Cとして評価額$1.8Bで$300Mを調達していました。更に一昨年の2025年6月のSeries Aでの$100Mの資金調達時の評価額$470Mと比較すると、約4倍に上昇しています。

米軍および同盟国向けの高度な自律システムを開発するDefenseTechのMach Industriesは、垂直離着陸ドローン、長距離攻撃を目的としたシステム、対ドローンシステムなど、さまざまな無人軍用車両や兵器を製造しています。同社はカリフォルニア州Huntington Beachの本社に115,000平方フィートの製造施設を運営しているほか、州内各地に複数の施設を保有しています。

同社が掲げる強みは、既存の防衛請負企業よりも低コストで、高度に統合されたシステムを構築できることです。その取り組みの一環として、5月には固体ロケットモーター(SRM: Solid Rocket Motor)のスタートアップExquadrumを、現金と株式による$50Mの取引で買収しました。同社によると、少なくとも他に8社の買収候補が存在する中でMach Industriesが買収を勝ち取りました。

ドローンの普及により、主に2社の既存企業によって支配されている市場では、SRMの供給不足が生じています。Exquadrumは、このボトルネックに対するMach Industriesの解決策でした。この買収はその後、Mach Energeticsと呼ばれる同社の新たな事業ラインの基盤となっています。Mach Energeticsは、他社向けにSRMやエネルギー材料システムを製造しています。また、Mach Propulsionと呼ばれる部門では、同様の供給ボトルネックの解消を目指し、ジェットエンジンの製造にも取り組んでいます。

22歳のEthan Thorntonが創業し経営するMach Industriesは、従来型のSilicon ValleyのVCが巨額の資金を投じている防衛テックスタートアップを象徴する存在です。Thorntonは19歳でMITを中退してMach Industriesの事業に専念し、その後間もなくSequoiaのStephanie ZhanとShaun Maguireを投資家として迎えました。これは、長い歴史を持つSequoiaにとって初の防衛テック投資となりました。

TagsDefenseTechUnited States

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