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決済インフラのStripe、アイルランドの百貨店Brown Thomas Arnottsのオンライン決済を全面的に引き受け
アイルランドの百貨店グループBrown Thomas Arnottsが、オンライン決済の処理をStripeへ全面的に移すと発表しました。Brown ThomasとArnottsの両ウェブサイトおよびモバイルアプリでの決済が対象で、同グループが進める高級顧客向けのデジタル体験への投資の一環と位置づけられています。移行にあわせて、利用者はApple Payと、Klarnaによる後払いを選べるようになります。
Stripeのヨーロッパおよびアフリカならびに中東地域担当の最高収益責任者Conor McNamaraは、Brown ThomasとArnottsは優れた小売体験で評価を築いてきたが、その水準はオンラインでも保たれる必要があると述べました。そのうえで、Authorization BoostやRadarといった機能がヨーロッパの多数の事業者でカード決済の否認による売上の取りこぼしの回復に役立ってきたとし、同グループがオンライン決済の全量を移行したあとも同様の効果を見込むとしています。Brown Thomas Arnottsでデジタルプロダクトを統括するSarah Eslerは、Stripeの技術と刷新の速さが、顧客が求める滑らかで上質な体験を継続的に届けることを可能にしてきたと述べています。
Brown Thomas ArnottsはSelfridges Groupの傘下で、ダブリンやコーク、リムリック、ゴールウェイなどでBrown Thomasの百貨店を展開し、アイルランド最古かつ最大とされるArnottsを擁します。同グループは以前、別の決済事業者の基盤を通じてKlarnaの後払いを導入していたと報じられており、今回は決済基盤そのものの入れ替えにあたります。高額品を扱う小売ではカード決済の否認が売上に直結しやすいため、承認率の改善は決済事業者を選ぶ際の主要な論点になります。
Stripeについて
Stripeとは、2010年に設立されたアメリカの決済インフラ企業で、本社はカリフォルニア州サウスサンフランシスコとアイルランドのダブリンに置かれています。アイルランド出身のPatrick CollisonとJohn Collisonの兄弟が共同創業し、PatrickがCEOを務めます。オンライン事業者がカード決済や銀行振込、後払いなどを受け付けるためのAPIと管理基盤を提供し、不正検知のRadarや請求管理といった周辺機能も手がけています。インターネット上の経済活動の総量を増やすことをミッションに掲げています。
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