Startup
Navina社、AIプライマリーケア・プラットフォームのために1500万ドルのシリーズAを獲得
プライマリーケア向けにAIを活用した臨床プラットフォームを開発しているイスラエルのスタートアップNavinaは、Vertex Ventures Israelが主導するシリーズAで1,500万ドルの資金を確保したことを発表しました。このラウンドには、Schusterman Family Investments(SFI)と既存の投資家であるGrove Venturesも参加しています。これにより、同社のこれまでの資金調達額は、商業展開後12カ月以内に調達した2,200万ドルとなります。
Navinaは、医学的情報に基づくAIを用いて、混乱した患者データをPatient Portrait(患者の肖像)に置き換え、すべてのプライマリ・ケア医が複雑な症例を数分で評価することを可能にする論理的なグリッドを提供します。これまでプライマリ・ケア医は、患者を素早く理解するためにポイント・オブ・ケア・データを効果的に吸収するツールが限られていました。
Navinaの共同設立者兼CEOであるRonen Lavi氏は、次のように述べています。「私たちは、医師が圧倒的な数のデジタルデータを最大限に活用できるようにするためにNavinaを立ち上げました。Navinaは、患者を深く理解するための情報を迅速に提供し、医師と患者のコミュニケーションの中核となるでしょう。患者データの新しい情報源が登場し、遠隔医療が普及し、COVIDが医師にプレッシャーを与え続ける中で、Navinaは医師のストレスを軽減し、より迅速な患者ケアをサポートするために不可欠なものとなるでしょう」
Vertex VenturesのGeneral PartnerであるEmanuel Timor氏は、次のように述べています。「Navinaの新しいラウンドの資金調達をリードできることに興奮しています。同社は、医療の最前線で重要な役割を担っているプライマリ・ケア医の大きな問題を解決しています。当社は、医療の最前線で重要な役割を担っているプライマリ・ケア医の大きな問題を解決しています。医師による導入と高い利用率は、Navinaがこの重要な役割を果たしていることを示しています。Navinaは、技術と医療の専門知識を兼ね備えた、非常に優秀で献身的なチームによって運営されています。私たちは、NavinaがSaaS企業の迅速な拡張性と、真のヘルスケアディスラプターとしての変革のインパクトを兼ね備えていると信じています」