ミッションクリティカルなSaaS型公益ソフトウェアSecond Front SystemsがChainguardとのパートナーシップを発表

ミッションクリティカルなソフトウェアソリューションの提供を促進する公益ソフトウェア企業Second Front Systems(2F)は、主要なソフトウェアサプライチェーン・セキュリティ企業Chainguardとの戦略的パートナーシップを発表しました。このパートナーシップにより、2Fの顧客は、セキュアで最小限のコンテナイメージのカスタムレジストリにアクセスできるようになり、政府機関向けのサービスを検討する際の認定プロセスが加速されます。

Chainguardが提供するコンテナイメージのレジストリは、2FのGame Wardenプラットフォームを通じて利用可能になり、顧客がこれらのセキュアなコンテナイメージをシームレスに自社のソフトウェアに組み込むことができます。Chainguardイメージは現行市場に比べて97%以上脆弱性が少なく、オープンソースイメージ1つにつき数百の脆弱性を軽減しなければならないエンジニアリングチームの負荷を軽減します。

Chainguardの最高経営責任者(CEO)兼共同設立者であるDan Lorencは、次のように述べています。「安全なオープンソースソフトウェアの最有力プロバイダとして、進化する脅威の状況に応じて迅速にイメージのアップデートやパッチを適用することを誇りに思っている。米国政府およびその同盟国に対する新興テクノロジーの提供という2Fのミッションに参画し、脆弱性がはるかに少ないセキュアで最小限のコンテナイメージを顧客に提供できることを心より喜んでいる」

この類例のないパートナーシップにより、2FのGame Wardenプラットフォームが強化されます。同プラットフォームは、組み込みの認定機能付きの商用SaaSテクノロジーを政府向けに提供しています。今回の提供により、オンボーディング時の脆弱性のあるイメージの使用を回避し、2Fの顧客の認定プロセスをスムーズに進められるようになります。

2FのCEOであるTyler Sweattは、次のように述べています。「Chainguardは、セキュアなソフトウェアのデリバリー加速というミッションを共有しており、顧客に市場で最も洗練されたイメージのレジストリを提供する理想的なパートナーだ。このレジストリを活用することで、Second Frontの顧客は、産業基準を遵守しつつ、ミッションクリティカルなソリューションの開発と展開により時間を費やせるようになる」

Second Front Systemsについて
Second Front Systems(2F)は、国家安全保障のミッションに貢献するため、革新的な商用SaaSアプリケーションを米政府に迅速かつセキュアに提供しています。上場企業の防衛請負業者からスタートアップに至るまでの主要ソフトウェアプロバイダと、政府機関がGameWardenのDevSecOpsプラットフォームとセキュアクラウドホスティング環境を信頼して革新的なツールやプログラムの提供を加速しています。元米海兵隊員らにより設立されたこのベンチャー支援型の公益ソフトウェア企業は、戦場で旧式テクノロジーが及ぼす危険を身をもって体験したことが原動力となっています。