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Digital HealthのInStride Health、リーダーシップ強化し、エビデンスに基づく不安・OCD治療のアクセス拡大へ
保険ベースの小児・思春期向け不安および強迫症(OCD)専門治療を提供する InStride Health は、ペイヤー戦略・技術・臨床オペレーションを横断して体制を強化しました。Jeremy Keim 氏がSVP, Payor Growth & Strategyとして新任、Parker Phillips 氏がChief Technology Officerに昇格、Allison Montick, LCSW 氏がChief Clinical Operations Officerに昇格しました。3名は、それぞれの領域で同社モデルの拡張と質の標準化を推進し、エビデンスに基づく不安・OCDケアのアクセスを全米で広げる役割を担います。
Keim氏はAetnaやOptumなど全国規模の保険者でアクチュアリー、営業、アカウント管理など横断的に経験を積み、直近ではメンタルヘルスのバーチャルクリニックで商業戦略を統括。ネットワーク内化とアウトカム改善、コスト削減を両立するペイヤー戦略を率い、患者にとってより手頃で利用しやすいサービス提供を目指します。創業初期から技術基盤を築いてきたPhillips氏は、AI・プロダクト・エンジニアリング・データ・セキュリティ等を統括し、AIとデータを活用したパーソナライズドかつ価値基盤型のメンタルヘルスケアを加速。Montick氏は、行動ヘルス領域で20年以上の臨床・運用実績を有し、AbleToで2,500名超の臨床ネットワークを統括するとともにOptumによる買収を牽引。InStrideでは臨床提供体制の強化と一貫性・共感性・品質の標準化を推進します。共同創業者兼CEOのJohn Voith氏は「保険ベースのアクセス性と臨床の卓越性を両立させ、必要とするすべての家族にケアを届ける」という同社の原点をあらためて強調。今回の人事は、保険者との連携深化、技術の実装スピード、臨床規模化の三位一体でその実現を加速する狙いです。
InStride Healthについて
InStride Health は、小児・思春期および若年成人の不安・OCD・関連症状に特化した外来ケアを提供します。ハーバードで訓練を受けた臨床家が共創したケアモデルは、認知行動療法(CBT)と曝露療法を中核とし、精神科医・セラピスト・曝露コーチからなる多職種チームが家庭・学校・地域での実践を支援。主要保険プランを幅広く受け入れ、CT/IL/ME/MA/NH/NJ/NY/OH/PA/RI/TX/VAの12州で提供しています。
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