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2025/06/05

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AIコンプライアンスのTheta Lake、生成AIやAIアシスタントを管理・監視する業界初のソリューションを発表

統合コミュニケーションおよびコラボレーション(UCC)のコンプライアンスソリューションを提供し、Gartnerのデジタルコミュニケーションガバナンス分野でも高く評価されているTheta Lakeは、AIアシスタント、生成AI機能、およびAI生成コンテンツを包括的に監視・管理する業界初の『AI Governance and Inspection Suite』を発表しました。

 

近年、Zoom AI CompanionやMicrosoft Copilotをはじめとする生成AIツールが企業内で広まり、業務効率化が期待されています。しかし、厳しい規制環境にある企業では、こうしたツールの導入に際し、コンプライアンスやデータ保護、セキュリティの問題が大きな課題となっています。具体的には、AIがアクセス可能なデータの範囲や、生成されたコンテンツがコンプライアンスを遵守しているかを検証する仕組みが必要とされています。そのため、多くの規制対象企業はAI導入に慎重で、AIが本来もたらすべき業務効率のメリットを十分に得られていない状況です。Theta Lakeの『AI Governance and Inspection Suite』はこれらの課題に対応するために開発されました。このソリューションは、企業がAIツールを安全かつコンプライアンスに準拠して導入・運用できるように支援します。具体的には、会議内でAIアシスタントが利用されているかどうかを検知し、AI生成コンテンツの選択的な収集や保管を可能にします。また、AI生成コンテンツが規制やセキュリティ基準を満たしているかを詳細に検査できる機能を提供します。

 

このスイートは、以下の主要モジュールで構成されています。
• AIアシスタント&ノートテイカー検知モジュール
• Zoom AI Companion検査モジュール
• Microsoft Copilot検査モジュール

 

これらのモジュールにより、企業は機密情報の漏洩、免責事項の欠如、不適切なAIコンテンツを自動検出・修正することができます。また、AI利用状況の通知や適切な教育情報の提供、必要に応じたデータ保管設定が可能になっています。

Theta Lakeの最高製品責任者であるDan Nadirは、「ZoomやMicrosoftなど、主要なUCCプラットフォームと緊密に協力し、電子・音声・動画コミュニケーション全般においてAIを安全に利用できる環境を構築しています。顧客はTheta Lakeを通じて、AIの可能性を最大限に引き出しつつ、安全でコンプライアンスに準拠した環境を実現できます」と述べています。Theta Lakeは、ニューヨークで開催されるXLoDイベントにおいて、この新しいスイートを含む製品ラインを展示する予定です。

 

Theta Lakeについて
Theta Lakeは、Zoom、RingCentral、Microsoft Teams、Webex by Cisco、Slack、Asana、Movius、Muralなど、さまざまなコミュニケーションおよびコラボレーションプラットフォームに対応したコンプライアンスおよびセキュリティソリューションを提供しています。コミュニケーションデータを包括的にアーカイブし、AIを活用して規制やプライバシー、セキュリティ上のリスクを検知・防止することで、企業の安全な業務環境をサポートしています。

 

TagsCyber SecurityUnited States

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