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Kubernetes運用自動化のKomodor、米国市場拡大に向けセールスおよびエンジニアリングの幹部を新任
Kubernetesの運用、ヘルスチェック、パフォーマンス、コスト管理を自動化するプラットフォームを提供するKomodorは、米国での事業拡大を受け、セールスおよび技術部門のリーダーシップ体制を強化したことを発表しました。米国中西部および西部地域のセールス担当バイスプレジデントにKelly Freeman氏、グローバルのセールスエンジニアリング責任者にRicardo Lupo氏が就任し、今後の成長と顧客支援の中核を担います。両氏はChief Revenue Officer(CRO)のJim Hunnewell氏の直属となります。
Freeman氏は、20年以上にわたりオブザーバビリティ、サイバーセキュリティ、クラウド分野での営業チームを率いてきた経験を持ち、直近ではSpot.io(Flexeraに買収)でFinOpsおよびクラウド監視ソリューションのグローバルセールスを主導しました。さらに、RiskIQやApplauseでのVP経験、New Relic、HP Software、VMware、Tivoli(IBMに買収)での営業幹部としての経歴を有します。
CROのHunnewell氏は、「Kelly氏の豊富なインフラ近代化とクラウド最適化の支援実績は、Kubernetesをより簡単にするという我々のミッションに直結しています。米国でのさらなる成長に不可欠なリーダーです」とコメントしています。
一方、Lupo氏は、グローバルのセールスエンジニアリング部門を統括し、技術的なプリセールス、顧客サポート、ソリューション設計をリードします。Grafana Labsではオープンソース監視ソリューションの導入を推進し、Mezmo(旧LogDNA)ではフルスタックオブザーバビリティへの転換を牽引しました。過去にはSysdigやChef Softwareでも活躍し、Credit SuisseやMerrill Lynchではエンジニアリング部門を率いて主要プロジェクトを指導してきました。
Hunnewell氏は、「Ricardo氏は技術的な専門性と顧客成功の両立を実現できる稀有な人材です。彼のリーダーシップにより、より多くの企業が安心してKomodorの自動化プラットフォームを採用・拡大できるようになるでしょう」と語っています。
Komodorについて
Komodorは、大規模なKubernetes環境の運用を簡素化・自動化するプラットフォームを提供するスタートアップです。アプリケーションの可用性や信頼性、パフォーマンスに影響を与えるリスクを事前に検知し、AIによる根本原因分析やトラブルシューティング、修復自動化プレイブックを通じて問題を迅速に解決します。金融、小売など幅広い業界のFortune 500企業が、開発者の生産性向上や運用チケットの削減、Kubernetesの活用による事業加速のためにKomodorを導入しています。同社はAccel、Felicis、NFX Capital、OldSlip Group、Pitango First、Tiger Global、Vine Venturesから合計$67Mの資金を調達しています。
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