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Quantum SoftwareのClassiq、QUCANと提携し実践型量子トレーニングを世界展開
Classiqは、QUCANが実施する2か月の入門プログラム「QC101」を支援する提携を発表しました。学術界と産業界の橋渡しを目的とする本プログラムは完全オンラインで提供され、次期コホートは2025年10月24日(金)に開講、申し込みが開始されています。QC101は週次のライブ講義とラボ、柔軟な自己学習を組み合わせ、実機ツールを使ったハンズオン演習、第一線の専門家による講演、国際的コミュニティとの交流を通じて実務に直結するスキルの習得を重視します。修了時には学術・産業の双方で認知される認定が付与されます。
量子コンピューティングは急速に進展しており、研究と産業応用をつなげる人材への需要が高まっています。体系立てられた実践的トレーニングの必要性が増すなか、Classiqは参加者に次世代量子開発プラットフォームのフルアクセスと、ライブのインタラクティブラボを提供します。ClassiqのCEO兼共同創業者であるNir Minerbi氏は、ClassiqとQUCANは量子教育のアクセシビリティを高めるという点でミッションが一致していると述べ、企業グレードのプラットフォームで理論と実装を結びつける支援を行い、学術教育とワークフォース育成という喫緊の課題に共同で取り組むと強調しました。
量子計算は古典計算を凌駕する難題の解決を約束する一方で、有用な量子プログラムの開発は長らく量子物理学者の領域に限られてきました。Classiqは、70件を超える特許に裏打ちされたエンタープライズプラットフォームによってこの障壁を下げ、高位の機能モデルから最適化された量子回路を自動合成し、任意の量子ハードウェアで実行可能にすることで、実務家が現実的な課題に取り組める環境を提供します。QC101は国際量子科学技術年(IYQ)の公式イベントでもあり、学びの場としての信頼性と国際性を備えています。
Classiqについて
Classiq Technologiesは、量子アルゴリズムの設計・最適化・実行をスケールかつ容易にする量子ソフトウェアのリーディングカンパニーです。ハードウェア非依存のClassiqプラットフォームと量子エコシステムにおける強固なパートナーシップにより、研究からパイロット、本番実装まで企業の量子活用を加速します。エンタープライズグレードの開発ツールを提供し、将来拡張性のある量子実装を支援します。Entrée Capital、Team8、Norwest、HSBC、SoftBankなどの投資家から出資を受け、量子ソフトウェア開発のグローバルリーダーとして量子アプリケーションの社会実装を推進しています。
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