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2025/10/28

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フルデジタル歯科技工ラボのDandy、AI解析と高精細スキャンできる次世代「Dandy Vision」口腔内スキャナーを発表

Dandyは、フルデジタル歯科技工ラボとして、デジタル歯科の新製品「Dandy Vision」口腔内スキャナーと、オールインワンのタッチスクリーンワークステーション「DandyCart」を発表しました。Visionは次世代光学系と“初”のAIスキャン解析を搭載し、1,150万件超のスキャンからの知見を臨床性能に反映。スピード、精度、操作の滑らかさ、そして軟組織の明瞭描出を両立させ、補綴設計の確信度を高める設計です。主要機種比で24.9%高速というベンチマークを示し、広視野・大きな被写界深度で難部位もクリアに取得。AIによる瞬時の不備検知やリアルタイムの形成評価がスキャンをガイドし、肉眼では見落としがちな点の是正を支援します。

 

Visionはデジタル印象、革新的なラボ製品、ケースのリアルタイム追跡、ライブ臨床サポートをつなぐDandy独自のデジタルエコシステムの中核です。チェアサイドソフトウェアと組み合わせることで、取得したスキャンはDandyのテクニシャンにより即時に裏付けられ、60秒未満でLive Scan Reviewを起動、24時間以内に3Dデザインプレビューを受け取れます。ソフトウェア料金や長期契約はなく、ミラー型チップは生涯無料。オペ室での印象取得から最終補綴の装着までを一気通貫で結び、精密かつシームレスな補綴ワークフローを実現します。

 

臨床家からは操作性と時間短縮の評価が寄せられています。Tudor City DentalのDr. Mark Wilkは「他社スキャナーでは時にガタつきを感じる場面でも、Dandy Visionは“塗っていく”ように滑らか」と語り、Dentist Sykesville MDのDr. Hollie Ellisは「スキャンが速く、解像度も細部の拾い方も向上。クラウンのアポイントは従来1.5時間から45分へ、15〜20分短縮できた」と述べています。共同創業者のDaniel Hanoverは「1,100万超の補綴経験をVisionに注ぎ込み、デジタルデンティストリーの約束を初めて本当に体現した。比類なきスピードと実証された精度で、ドクターがテクノロジーを先導し、患者アウトカムを高め、標準をつくる診療に集中できる」とコメントしました。同時発表のDandyCartは、大型HDタッチスクリーンと十分な計算性能を備え、スキャンのズーム・回転・レビューをリアルタイムで可能にします。画像を“見える化”することで患者理解と納得を促し、症例受容を後押し。コンパクトな筐体、滑らかなキャスター、整理されたケーブルマネジメントでオペ室間の移動も容易で、診療動線の効率化に寄与します。

 

Dandyについて
Dandyは、歯科のモダンOSを構築するフルデジタル歯科技工ラボです。最先端の口腔内スキャナー、常時接続の専門サポート、AIや3Dプリンティングをはじめとする製造技術を自社ソフトウェアで統合。歯科医院およびDSOと連携し、品質・効率・体験において痛点のない補綴ビジネスを実現します。

 

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