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量子コンピューティングのC12、スピン量子ビットでClassiqと戦略提携
欧州のディープテック企業であるC12と、エンタープライズ向け量子ソフトウェア開発プラットフォームを提供するClassiqは、スピン量子ビット型量子コンピューティングに関する戦略的インテグレーションパートナーシップを締結したと発表しました。本提携は、スケーラブルな量子ハードウェアとスケーラブルな量子ソフトウェアの間にあるギャップを埋め、企業や研究機関が量子コンピューティングへアクセスしやすくすることを目的としています。C12は、超高純度のカーボンナノチューブを用いたスピン量子ビット型量子プロセッサを開発しています。このほぼ一次元の材料は、記録的なコヒーレンスと低ノイズを実現し、高品質な量子ビットと強固な接続性を両立させることで、システム規模の拡大に伴って性能が劣化しにくいアーキテクチャを可能にします。
一方、Classiqは、高レベルなモデリングと自動合成エンジンを組み合わせた量子ソフトウェアプラットフォームを提供しています。開発者はハードウェアの進化に合わせて効率的にスケールする量子回路を設計・最適化できます。今回の統合により、Classiqは超伝導、イオントラップ、中性原子、キャット量子ビット、スピン量子ビットといった主要な量子プロセッサ方式に加え、NVIDIAやIntelが提供する業界最先端のシミュレータへのアクセスを提供します。
今回の提携の重要な要素として、ClassiqはC12が開発中の量子ハードウェアのデジタルツインであるCallistoをサポートします。Callisto Discoveryエディションは、最大13量子ビットまでのノイズを含む実機に近い挙動を再現し、中間測定やノイズ付き初期化、電荷ノイズやフォノンノイズ、量子ビット緩和といった現実的なノイズ特性をモデル化しています。開発者はClassiqのQmod言語と合成エンジンを用いて、将来のハードウェアを見据えた量子アルゴリズムの設計・検証が可能になります。
C12のCEOであるPierre Desjardinsは、量子コンピューティングを理論段階から実用的な計算アクセラレータへ進化させる重要性を強調しています。また、ClassiqのCEO兼共同創業者であるNir Minerbiは、高品質な量子ビットに特化したアーキテクチャへの対応が、量子開発者に新たな選択肢を提供すると述べています。本インテグレーションは、現在一部のClassiqおよびC12の顧客向けに提供が開始されており、今後は業界イベントでの共同デモや技術セッションも予定されています。
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