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2021/10/22

Startup Portfolio

JumpCloudが、追加資金を得てシリーズFで2億2,500万ドル調達

JumpCloudは、Jiraの開発元であるAtlassianを含む投資家から6600万ドルの追加資金調達を発表しました。このラウンドにより、シリーズFは2億2,500万ドルとなり、同社の総資本は4億ドル以上、評価額は26億2,500万ドルとなりました。シリーズFラウンドでは、Sapphire Venturesがリードし、Atlassian Ventures、CrowdStrike Falcon Fund、NTT Docomo Ventures、STEADFAST Capital Ventures、Waterman Ventures、OurCrowdが出資しています。その他、Owl Rock、Whale Rock Capital、Sands Capital、Endeavor Catalyst、General Atlantic、BlackRock、H.I.G. Growth Partnersなどが資金調達に参加しています。JumpCloudは、今回の資金調達で集めた追加リソースにより、中堅・中小企業のディレクトリプラットフォームの導入を加速させていく計画です。

 

 

JumpCloud社は、米国に拠点を置くソフトウェア企業で、クラウドディレクトリサービスを提供しています。同社は、IT部門がすべてのユーザー、デバイス、およびリソースを安全に管理するための単一ペインを提供することができるため、マイクロソフトのActive Directoryに代わるものと考えています。また、MacやLinux、Windowsなど、さまざまな環境に対応しています。いくつかのメガトレンドにより、最新のクラウドディレクトリが必要になったとJumpCloudは言います。リモートワークへの急激な移行、職場でのMac、Linux、モバイルデバイスの台頭、クラウドインフラの爆発的な普及などが挙げられます。

 

JumpCloudのCEOを務めるRajat Bhargavaは、次のように述べています。「AtlassianとCrowdStrikeは、ITチームに最新のディレクトリプラットフォームを提供し、組織のセキュリティ確保と業務遂行を簡素化するという我々のビジョンを共有しています。今回の新たな投資により、AtlassianとCrowdStrikeとの深い統合作業が可能となり、JumpCloudのオープンなクラウドディレクトリがすべてのお客様にとって当然の選択肢となります。今回の出資者は、レガシーなマイクロソフトのディレクトリがもたらす深刻な限界や危険性、それらの制約に対処するための多くのポイントソリューションの使用など、企業は増加するIT問題に迅速に対処する必要があると考えています。」

 

CrowdStrike社でCTOの役割を果たしているMichael Sentonas氏は、次のように述べています。「脅威の状況は、日に日に複雑化しています。サイバー攻撃のリスクを低減するためには、中堅・中小企業がエンタープライズグレードのセキュリティおよびITソリューションの導入を加速する必要があります。そのためには、あらゆる規模の組織が、スケーラブルで導入しやすく、コスト効率の高いソリューションを利用できなければなりません。JumpCloudのクラウド・ディレクトリ・プラットフォームは、同様のレガシー製品に見られるような、脅威となる企業が積極的に利用している弱点から保護し、今日の中小企業のニーズを満たすように設計されています」と述べています。当社は、JumpCloud社の取り組みをサポートできることに興奮しており、市場に有意義な統合機能を提供する方法を模索することを楽しみにしています」

 

また、NTTドコモ・ベンチャーズで代表取締役社長を務める笹原優子氏は次のように述べています。「JumpCloudに投資し、中小企業のITチームを中心とした企業が、リモートワーク環境をより安全かつ効率的に管理するためのより良い方法を提供するJumpCloudの旅に参加できることを嬉しく思います。2021年9月下旬、NTTグループは、社会に対してより良い影響を与えることに向けて、持続可能性のために運用・管理スタイルを変革する計画を発表しました。この取り組みの一環として、NTTの社員は遠隔地で仕事ができるようになります。この挑戦は簡単なものではありませんが、JumpCloudとともに、分散したリモートワーク環境において、より柔軟性の高いサービスを提供することができます。日本市場でのJumpCloudのサポートを楽しみにしています。NDVは、日本の企業のお客様に会社の規模に関わらず、様々なセキュリティの選択肢を広げていきたいと考えており、JumpCloudとの連携はそのための手段です。」

 

TagsTechnologyIsrael

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