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2025/07/23

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ソーシャル音楽アプリのHook、SoundCloudと提携しファン主導型リミックス文化を加速 Lil Wayneリミックスチャレンジも同時開催

ファンが合法的に楽曲のリミックスを作成し、ソーシャルメディアで共有できる音楽アプリ「Hook」は、音楽プラットフォームSoundCloudとの戦略的統合を発表しました。両者の提携により、アーティスト、クリエイター、そして音楽ファンが互いに作品を見つけ、リミックスし、共有するためのより豊かで相互接続されたエコシステムが誕生します。この提携を記念して、HookとSoundCloudは共同で「Lil Wayne Tha Carter VI Remix Challenge」を開始しました。参加者はLil Wayneの最新アルバム『Tha Carter VI』から、「Hip-Hop」(feat. BigXthaPlug, Jay Jones)、「Sharks」(feat. Jelly Roll, Big Sean)、「Banned from NO」の3曲から1曲を選び、Hook上で数回のタップだけで自分だけのリミックスを作成できます。SoundCloud上で同アルバムを聴いたファンも、各曲ページのArtist StorefrontからHookに遷移し、リミックスを作成することが可能です。完成したリミックスはHookから直接SoundCloudへ共有でき、チャレンジへの参加と共に、Lil Wayneのサイン入りレコードやライブチケットといった豪華賞品を獲得するチャンスも得られます。

 

Hookは以前からTikTokやInstagram Reelsなどへリミックス動画を投稿できましたが、今回のSoundCloudとの提携により、作成されたリミックスがSNSと音楽ストリーミングの両方で共有される新たな流れを実現しました。ユーザーは最大60秒のリミックスを作成し、SoundCloud上のコミュニティにも即座に届けることができます。さらにこの連携により、DJやミュージックテイストメーカーはHookで発見したリミックスを自身のSoundCloudページへ簡単にエクスポートできるようになりました。SoundCloudが連携するSeratoやAlgoriddim、Denon DJ、NumarkなどのDJ機器・ソフトを使い、ライブセットに組み込むことも可能です。これにより、Hookの楽曲がオンラインや現場のクラブシーンにも拡張される道が開かれました。

 

Hookは、倫理的にトレーニングされた最先端のAI技術を活用し、ファンが音楽の「聴き手」から「共作者」へと変化する未来を実現しています。曲をスローにしたり、スピードアップしたり、ジャンルを変えたりといった加工も直感的な操作で可能です。Hookで作成されたすべてのリミックスは権利処理が完了しており、トラッキングも可能な設計となっており、アーティストと権利者がファン主導の音楽文化から正当な対価を得ることを支援します。Hookはこれまでに、BLOND:ISH、KSHMR、Hardwell、Swae Lee、Soulja Boy、Sadie Jean、Jaden Smith、Killer Mike、Cash Cobainなど1,200人以上のアーティストと提携し、The Weeknd、Justin Bieber、Charli XCX、Ty Dolla $ign、Migos、Big Sean、Playboi Cartiなどの楽曲も含まれる音楽ライブラリを展開しています。

 

Hookについて
Hookは、音楽制作・表現・収益化の仕組みをソーシャルメディア時代に合わせて再構築する音楽テクノロジースタートアップです。ファンが直感的かつ合法的に楽曲をリミックスし、SNSで共有できるAIベースのツールを提供しています。これにより、ファンは新しい形で音楽に参加でき、アーティストやレーベルは新たな収益源を得られる仕組みが実現されています。拠点はニューヨーク市にあります。

 

TagsAITechnologyUnited States

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