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最先端AIのAnthropic、Claude Mythosのサイバーセキュリティ機能を制限した一般公開版「Claude Fable 5」をリリース
AIスタートアップAnthropicは、フロンティアモデル「Claude Mythos」の一般公開版として「Claude Fable 5」をリリースしました。同社がこれまでに提供した中で最も高性能なモデルと位置づけており、ソフトウェアエンジニアリングやデータ分析の分野での優れた性能を強調しています。
Claude Mythosは、今年4月に数千件のソフトウェア脆弱性を発見できることが明らかになり、世界的に大きな反響を呼びました。これを受けAnthropicは、Mythosへのアクセスを米国政府を含む約200の組織に限定した「Glasswingプログラム」のもとで提供を続けてきました。Claude Fable 5は、このMythosをベースとしながらも、サイバーセキュリティなどリスクの高い用途への利用を制限するガードレールを設けた上で、より広いユーザー層に公開するものです。
Anthropicのプロダクトマネジメント・リサーチ・ラボ担当ヘッドのDianne Pennは、「たとえば学生がモデルに対して特定のパッケージやコードのサイバー脆弱性を探すよう求めたとしても、モデルはそれを拒否し、Claude Fable 5はOpus 4.8へフォールバックして応答する」と説明しました。同社は、ユーザーがガイドラインを迂回してモデルに制限された動作を実行させることができないよう、徹底的なテストを実施したとしています。
価格面では、Fable 5は従来より高価格帯のモデルとなりますが、同じタスクをより少ないトークン数でこなすため、タスク単位のコストは下がるという初期顧客からのフィードバックが得られているとPennは述べています。料金はインプット100万トークンあたり10ドル、アウトプット100万トークンあたり50ドルと設定されています。
また、Glasswingプログラムを通じてMythosのプレビュー版にアクセスしていた組織は、ガードレールなしの旧バージョンから新しい「Claude Mythos 5」へのアップグレードが可能になります。Anthropicは今後、「体系的な信頼アクセスプログラム」を通じてさらにアクセス範囲を拡大していく方針も示しています。
現在9,650億ドルと評価されるAnthropicは、ライバルのOpenAIの評価額を上回った状態にあります。両社がIPOに向けた動きを強める中、Fable 5の一般提供開始はAnthropicの成長モメンタムをさらに加速させるものとして注目されます。
Anthropicについて
Anthropicは、AIの安全性研究と高性能AIシステムの開発を両立させることをミッションとする米国発のAIスタートアップです。元OpenAI研究者のDario AmodeiとDaniela Amodeiらによって設立され、AIアシスタント「Claude」シリーズを中心に、企業向けAPIから一般消費者向けサービスまで幅広く展開しています。安全なAI開発への取り組みを業界をリードする形で推進しながら、フロンティアモデルの性能においても最先端を走る存在として、世界的に高い評価を受けています。
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