Startup Portfolio
独立系資材販売店向けにAIファーストトプラットフォームを提供する"Rundoo"がSeries Bで$30Mを調達
Rundooは、Battery Venturesがリードし、既存投資家のBessemer Venture PartnersとCRVも参加するSeries Bで$30Mを調達しました。これにより、同社の累計調達額は$48Mとなりました。
2021年に設立された独立系資材販売店向けにAIファーストトプラットフォームを提供するRundooは、米国、カナダ、カリブ海地域で独立系の金物店、塗料店、芝生・園芸用品店、農業・飼料用品店、木材店など500店舗以上にサービスを提供しており、今回の資金を顧客向けのさらなるテクノロジーへの投資に活用する計画です。
Rundooのテクノロジープラットフォームは、独立系資材販売店が顧客により良いサービスを提供し、大手企業が運営する大型店舗と競争できるよう支援します。具体的には、独立系事業者がビジネスを運営するための統合されたAIファーストのツール群を提供しています。これには、POSシステム、eコマーステクノロジー、顧客関係管理、ロイヤルティプログラム、総勘定元帳などが含まれます。これらのツールは、オーナーによる売上拡大、コスト削減、利益率向上を支援します。
夏を迎えようとしているガーデンセンターを例に挙げます。店舗オーナーは、RundooのAIエージェントであるDooeyに、過去の販売データ、今後の天候、地域内で把握されている造園業者の入札情報に基づいて発注書を作成するよう依頼できます。また、Dooeyは、売上増加につながると予測される期間限定のプロモーションを提案し、マーケティングすることもできます。例えば、独立記念日までガーデンホースを20%割引するといった施策です。このような分析や顧客へのアプローチは、全国展開する大手店舗では一般的ですが、小規模な小売事業者にとってはこれまで実行が困難でした。
「私たちの顧客は、地域社会が身の回りの世界を築き、維持していくために必要な資材を供給しており、私たちのテクノロジーは、それをより良く、より効率的に行えるよう支援しています。大型店舗との競争が続くなか、関税やオイルショックといったマクロ経済上の課題、そして絶えず変化する消費者の期待もあり、独立系資材販売店を経営することは容易ではありません。私たちのプラットフォームは、独立系店舗のオーナーに対して、はるかに規模の大きな企業が売上拡大や事業拡張に活用しているものと同等の業務運営能力を提供します」とRundooの共同創業者兼CEOであるNick Hersheyは述べています。
資材販売店に最高のテクノロジーを提供するという使命を実現するため、Rundooは、塗料、カラー、コーティング分野の世界的大手であるBenjamin Mooreなどの大手流通業者やメーカーと提携しています。RundooはBenjamin Mooreの調色ソフトウェアに直接接続することで、Benjamin Mooreの独立系販売店が適切な色を確実に調色し、その情報を顧客向けに保存できるようにしています。
Arkansas州DumasにあるBerry's Hardwareのような金物店では、Rundooを常時稼働するアナリストとして活用しています。毎晩、DooeyはオーナーのBrandon Berryに、その日の活動を平易な言葉でまとめたレポートを提供します。そこには、売れ筋商品、新規顧客、通常とは異なる返品、そしてBrandon Berryが設定した利益率を下回って販売された商品などが含まれます。これは、大手チェーンであれば専門チームに費用を支払って実施するような分析です。「Dooeyは、私のビジネスにおいて最も信頼できるパートナーになりました」とBerryは述べています。
Battery VenturesのジェネラルパートナーであるMichael Brownは、同社によるRundooへの投資を主導し、Rundooの取締役に就任する予定です。Brownは以前、現在は上場企業となっているServiceTitanにも投資しており、同社のテクノロジーは商業施設および住宅向けの専門工事事業者を支えています。
「独立系資材販売店は、米国の小売業界における最大級のカテゴリーの一つでありながら、今なお数十年前のシステムで運営されています。時代遅れなのはオーナーではなく、彼らが使用しているソフトウェアです。私たちは、ServiceTitanが専門工事業界で同じようなギャップを埋め、業界全体のオペレーティングシステムへと成長するのを見てきました。Rundooは、そうした専門工事事業者に資材を供給する店舗に対して同じことを行っています。そして、Rundooの顧客からの高い支持を見れば、これがどこへ向かっているのかがよく分かります」とBattery VenturesのMichael Brownは述べています。
「資材販売店は、建築やインフラなどの実世界を支える要であり、世界の商取引の巨大な部分をつなぐ存在であるにもかかわらず、これまでSilicon Valleyから見過ごされてきました。そして実際には、こうした資材販売事業者も、より注目されている他業界の企業と同じように、AIを含む最新テクノロジーを積極的に活用したいと考えています。NickとAndrewは、この巨大な業界のオーナーや従業員の仕事をより楽にすることに徹底してこだわる、世界トップクラスのチームを築き上げました」とRundooのSeedおよびSeries AをリードしたBessemer Venture Partnersの取締役兼パートナーであるKent Bennettは述べています。
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