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消費者向けハードウェアのNothing、サブブランドCMFを分離しOptiemusが過半の51.1%を取得
Nothingは、低価格帯のサブブランドCMFを分離し、インドに本社を置く独立企業へ移行すると発表しました。インドの電子機器メーカーOptiemus Infracomが、CMF製品の販売と事業化を担う合弁会社の株式51.1%を取得し、過半の支配権を持ちます。Nothingは引き続き株主およびパートナーとして残りますが、日々の経営からは退きます。株式の取得は正式契約の締結など所定の条件を前提としています。
共同創業者兼最高経営責任者のCarl Peiは、CMFをインド資本が過半を持つインド本社の企業とし、独自のチームと研究開発体制を備えさせると述べました。合弁会社は、工業デザイン、機構設計、カメラ、ソフトウェア、通信、部品の各領域にわたる、インドで初となる一貫したスマートフォンの研究開発体制を築くとしています。これは前年にNothingとOptiemusが発表した製造の合弁を土台とするもので、製造、保有、研究開発を1か所に集める形になります。OptiemusはCMFが実施するシリーズAの資金調達にも参加する予定です。
CMFは2023年にイヤホンとスマートウォッチで立ち上がり、その後スマートフォンへ広がったブランドです。Nothingは製造合弁の発表時点で、3年から5年で1億ドル超を投じ1800人を超える雇用を生む計画を示していました。今回の動きの背景には、インドをスマートフォンの主要な生産国に育てる政策と、国内での製品開発を促す流れがあります。一方で市場環境は厳しく、Counterpointの集計ではインドのスマートフォン市場は2025年に横ばいで、2026年4〜6月期の出荷台数は前年同期比10%減と、同四半期としては6年ぶりの大きさの減少でした。発表を受けてOptiemus Infracomの株価は同日の取引で20%の制限値幅の上限に達しています。
Nothingについて
Nothingとは、2020年に設立されたイギリスの消費者向けハードウェア企業で、本社はロンドンにあります。OnePlusを共同創業したCarl PeiとAkis Evangelidisが共同創業し、PeiがCEOを務めます。内部構造を見せる筐体と独自のインターフェースで知られるスマートフォンのPhoneシリーズと、イヤホンのEarシリーズを展開し、2023年には低価格帯のサブブランドCMFを立ち上げました。Google VenturesやTiger Globalなどから出資を受け、直近の調達では13億ドルの評価額がつきました。
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