Startup Portfolio
製造インテリジェンスのLumafield、計測グレードのX線CTを量産ライン検査へつなぐ新製品を発表
製造インテリジェンス基盤を手がけるLumafieldは、産業用X線CTスキャンの新たな高性能ティアとして「Neptune Performance」と「Triton Performance」を発表しました。これらは、エンジニアリングのラボにおける計測グレードの測定と、工場の量産ラインでの自動・高速な検査とを直接つなぐ製品です。これまでX線CTは強力ながら遅く高価で、専門のラボに限られた診断ツールでしたが、今回の発表で試作から量産までを貫く品質情報の連続的な流れへと転換させようとしています。
「Neptune Performance」は、計測グレードの3次元X線CTプラットフォームを大きくハードウェア強化したもので、従来のNeptuneと比べてスキャン速度を12倍、データ品質を4倍に高めたとしています。透明・柔軟な樹脂やアルミニウムなど、座標測定機(CMM)や可視光検査では扱いにくい素材でも、内部の重要寸法をミクロン単位の精度で測定できます。幾何公差(GD&T)やCAD公称値に対する検査を、保存・再利用できる測定プランとして運用できる点も特徴です。
「Triton Performance」は、非破壊のCT検査を工場の現場に持ち込み、量産速度・規模で部品をスキャンできるようにします。1部品あたり最短10秒で完全な体積CTの再構成を提供し、専門の人員や専用施設を必要とせずに、内部の欠陥が外部へ流出する前に捕捉してトレーサブルな検査記録を構築できます。製造業が貿易の不確実性や材料費の高騰、エネルギー価格の変動にさらされ、品質コストの抑制を迫られる中で、精度と処理能力を両立する検査を量産ラインで実用化することを狙っています。
Lumafieldについて
Lumafieldは、米国サンフランシスコを拠点とする製造インテリジェンスの企業で、産業用X線CTを用いた検査・計測ソリューションを提供しています。これまで専門ラボに限られていたCT技術を、より多くの製造現場で使えるようにすることを目指してきました。ハードウェアとクラウド上の解析を組み合わせ、設計から量産までの品質を一貫して可視化する基盤として、製造業の品質管理やコスト削減を支えています。
関連ニュース








Lumafield に興味がありますか?
最新ニュース

太陽光発電所をデータセンターへと変える"Rune"がSeries Aで$40Mを調達
2026/09/17

エンタープライズにおける自己改善型ソフトウェアを開発する"Factory"がSeries Dで評価額$5Bで$200Mを調達
2026/09/17

最も急速に成長しているAIマーケティングプラットフォームの"Profound"がSeries Dで$180Mを調達し評価額が$1.8Bに拡大
2026/09/17

従業員の保険プランの選択肢を拡大しながら雇用主の医療費を削減する"Thatch"がSeries Cで評価額$1Bで$108Mを調達
2026/09/17

女性の健康問題解決のためAIを活用した新たな診断・ケアモデルを開発する"Evvy"がSeries Bで$40Mを調達
2026/09/17
